■リズムの重要性

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■リズムの世界

空手の試合に出て、
空手の試合に負けると
多くのことを考え、
そして気付くことがあります。

中学生や高校生の試合の方が
戦い方は美しくて上手だと感じます。

伝統空手には
伝統空手特有のリズムがあり

近年の伝統空手には
近年の伝統空手のリズムがあるように
感じました。

そういえば、
ボクシングの練習の時に
プロボクサーとスパーリングしたいと
トレーナーに話しをしたら、
選手のリズムが狂うからダメだと
言われました。

そういえば、
中学生の時に
マラソン大会に出て
二位と差を1km以上離して
優勝した時は
呼吸のリズムにだけに集中して
走っていました。

妊娠している母親は
お腹の中にいる
赤ちゃんの心臓や呼吸などの
リズムを感じ、

リズミカルなドラムを奏でる方は
集まってきた人を
自分のリズムにのせて
調和性を高めて
心地良くしてくれます。

ボクシングでは
プロボクサーとして活躍している人は
それぞれのスタイルをもっています。
そのスタイルの源はリズムだと思います。

仕事をバリバリして
楽しく事業をされている社長は
生活のリズムがキーワードだと思います。

ある人は
仕事の中で
ボスになるために動物園に行き
猿山の中にいるボス猿を観察した
ボス猿の動きを模倣したそうです。

ゆっくり動く。
ゆっくり話す。

その結果、ボスとして活躍しています。

中国拳法にある
蟷螂拳
カマキリが天敵であるスズメを
撃退したことを目撃した拳法家が
観察したことで生み出されたものです。
模倣することで
カマキリのリズムを
掴んだのだと思います。

合気道の塩田先生は
なぜ、金魚は金魚鉢の中で
ぶつからないのかを考えて
金魚の動きを観察したことで
達人の動きになりました。

【師の姿は自分の未来の姿である】

僕はこの言葉が大好きです。
おそらく、
考え方にも
固有のリズムが存在しており
師について学べば
師の技を身につけることが
できると思います。

現在は
香川政義師範の元で空手を学んでいます。
その結果、現れたのは体質でした。
香川先生はアレルギー持ちで
薬を飲んでいるそうです。

僕はいきなりアレルギー体質になり
痒くて仕方が無いので
アレルギーの薬を飲んでいます。
このように学ぶ師の情報が
自分にコピーされていくと思います。

僕が占いを教えた生徒さんは
ほとんどの人が
占い師として生計を成り立たせています。

最近、来られた生徒さんは
憑依現象で少し悩んでいます。
乗り越えなければならない壁ですし
僕も同じ経験をしています。

最近、僕は、
昔の成功体験を思い出しながら
生活をするように心掛けています。
これもリズムだと思います。

健康面であれば
不整脈とかは
リズムが崩れている状態です。

タイミングが悪いとは
リズムが悪い状態です。

僕には、
残念ながら、
生まれつきリズムが悪いと思います。
そして、合わせることも
非常に困難な魂をしています。

小学一年生の時に
朝礼の時に校歌を気持ちよく
大声で歌っていたら
担任の先生が飛んできて、
「もう歌わなくてよいよ」
と言われました。
周りは歌っているのですが
僕だけ歌うことができませんでした。

その時は何故なのか?
わかりませんでしたが、
なんとなく
僕は歌ってはいけないんだなー
と思いました。

おそらく、
僕だけ、あまりにも音痴で
あまりにもリズムが無かったことが
歌うことを認められ無かったと思います。

中学三年生の時に
合唱大会の指揮者に抜擢されました。

僕がたまたま、
風邪で学校を休んでいた時に
指揮者を誰にするかを決めていたらしく
嫌な役回りですから
休んでいた僕に勝手に決めたようでした。

リズム感が無いことを知らず、
当日、起こりうる惨劇を
クラスメイトは
知るよしもありませんでした。

一応、僕は真面目に練習しますので
根本的に
リズムの取り方を知りませんでしたが
CDを購入して
朝から晩まで練習しました。

惨劇がおとずれました。
本番の時に
ズレ始め、
挙げ句の果てには
音楽の先生が血相を変えて
壇上下で僕の代わりに指揮をしていました。
すごく恥ずかしいと思いました。

高校生の時にカラオケに行くと
友達が歌っている時に
口ずさんでいると
リズムが崩れるからやめてくれ
と言われました。

僕が気持ち良く歌っていると
全ての曲が同じに聞こえて
サビを聞いてはじめて
何の曲かわかると言われました。
全てお経のように
聞こえるとも言われました。

これらのことから
伝統空手の試合に勝つためには
伝統空手のリズムを学ぶことが
必要だと思います。

僕が試合に勝てないのは
伝統空手のリズムを
理解していないからだと思います。

僕はおそらく
生まれ持ったものとして
相手のリズムを崩せる
ことだと思います。

言葉を変えるならば
自分の土俵に引きずり込む
ことができるタイプだと思います。

伝統空手の元世界チャンピオンと
組手をした時、
ボクシングのように
アップライトに構えて
ジャブがポンポンと
面白いように入り
相手が嫌がっていたこともありました。

伝統空手の強化選手と組手をした時
同じくボクシングのジャブを打つと
面白いように入りました。

ボクシングは構えている場所に戻しますので
空手のように腰まで
引き手を戻さないので
試合では
ポイントにはならないと思います。

僕は腰まで
引き手を戻さないのは
実際のどつき合いでは
隙を生み出すので
その癖だけはつけたくないと
思っていますので
ポイントよりも
未来に起こりうる
不測な事態に備えた上で
ポイント競技で勝とうとしているので
困難な道だと思っています。

試合に負けても
気持ちが折れずに
次の一手を打つための布石として
心を前に向けていれば
必ず噛み合う時が来ると信じています。

試合の勝ち負けより、
試合で何を得るのか?

そんなことを
考える年齢になったように思います。

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